CAPZero

X コンデンサ自動放電安全装置用 IC

これは、新しいバージョンが利用可能なアクティブ製品です。
代わりの推奨製品 : 
図 1. 主な用途 – 簡素な回路ではない場合

データ シート

製品詳細

概要

AC 電圧の印加時は、CAPZero により X コンデンサ安全放電抵抗への電流が遮断され、230 VAC では電力損失を 5 mW 未満、つまり実質ゼロ*に低減します。AC 電圧の切断時は、CAPZero によりブリード抵抗が並列に接続され、X コンデンサが自動的に放電されます。この動作により X コンデンサを自由に選択できるので、電力消費が変わらず、ディファレンシャルモード EMI フィルタの最適化と、インダクタ コストの削減が可能になります。

CAPZero を使用して設計を行うには、使用する X コンデンサの値からテーブル 1 で適切な CAPZero デバイスと外部抵抗の値を選択するだけです。このように設計を行うことで、AC 電源を切断した場合の最悪時の RC 時定数 (国際安全基準で定められた 1 秒未満) に対応できます。

EuP Lot 6 要件を満たすシステム設計を行う上で、シンプルかつ耐久性のある 2 端子 CAPZero チップは理想的な選択肢となります。

CAPZero ファミリーには、2 つの電圧グレードがあります。図 1 のように MOV が X コンデンサと平行に接続されている場合には、825 V を使用します。ディファレンシャルモード サージ電圧要件が 1.5 kV より大きく、MOV を上記以外で接続する場合には、1000 V を使用します。詳細については、「応用時の重要検討項目」をご覧ください。

製品ハイライト

  • AC 電圧への接続時は X コンデンサ放電抵抗への電流を遮断
  • AC 切断時は放電抵抗により X コンデンサを自動放電
  • EMI フィルタ設計を簡素化 - 大容量の X コンデンサで小型インダクタが使用でき、従来と変わらない消費電力を実現
  • 端子は 2 つだけ - システムの入力ヒューズの前段でも後段でも、安全基準に適合
  • PCB 上およびパッケージ上での沿面距離が 4 mm 以上
  • 自己バイアス方式 - 外付けのバイアスが不要
  • 高いコモンモード サージ耐性 - 外部への接地なし
  • 高いディファレンシャルモード サージ耐性 - 1000 V 内部 MOSFET

EcoSmart® - 高エネルギー効率

  • すべての X コンデンサ容量で、230 VAC 時の消費電力が 5 mW 未満

用途

  • 100 nF より容量の大きな X コンデンサを使用するすべての AC/DC コンバータ
  • EuP Lot 6 に準拠する必要のある家電製品
  • 無負荷時消費電力を非常に低く抑える必要のあるアダプタ
  • 待機電力を非常に低く抑える必要のあるすべてのコンバータ

*IEC62301、条項 4.5 では、5 mW 未満の待機時電力消費は 0 に切り捨てられます。

用途

部品選択テーブル

製品2BVDSSX コンデンサ容量合計の最大値総直列抵抗1
(R1 + R2)
CAP002DG
CAP012DG
825 V
1000 V
500 nF 1.5 MΩ
CAP003DG
CAP013DG
825 V
1000 V
750 nF 1.02 MΩ
CAP004DG
CAP014DG
825 V
1000 V
1 µF 780 kΩ
CAP005DG
CAP015DG
825 V
1000 V
1.5 µF 480 kΩ
CAP006DG
CAP016DG
825 V
1000 V
2 µF 360 kΩ
CAP007DG
CAP017DG
825 V
1000 V
2.5 µF 300 kΩ
CAP008DG
CAP018DG
825 V
1000 V
3.5 µF 200 kΩ
CAP009DG
CAP019DG
825 V
1000 V
5 µF 150 kΩ


注:

  1. 値は定格値です。RC 時定数は 1 秒未満であり、これらの定格値に対して X コンデンサ ±20%、REXT ±5% です。
  2. パッケージ:D:SO-8.

製品ドキュメント

設計例

製品イメージ